【バチカン12月18日CNS】教皇フランシスコは、コルカタの福者テレサ（マザー・テレサ／1910―97年）の取り次ぎによる二つ目の奇跡を認定し、列聖への道を開いた。
教皇は福者テレサによる奇跡を認める教令のほか、他の3人の英雄的徳を認める教令にも署名したとバチカンが12月17日、公表した。
列聖式の日取りは2月に開かれる枢機卿会議の席で正式に発表されるが、バチカンで「いつくしみの特別聖年」中の行事を主催する部署の責任者を務めるリノ・フィジケッラ大司教によると、9月4日になる見込みだという。
当日はいつくしみのために働く人やボランティアのための催しが予定されていて、翌日は福者テレサが97年9月5日に逝去してから19年目の記念日に当たる。
